一昨日寝不足だったので昨日の夜は早く床に就いた。
そのせいか夜中の3時過ぎ一度目が覚め、うつらうつらしていて…
4時近くに(夢か現-うつつ-か)変なイメージを見た。
知り合いの男の子の頭が髑髏に見えてそれを手で掴んでいた。
実際の物質としての頭を掴むのではなく、その中にある髑髏のような何物かを掴んで
それを掴んでは頭の外に出し、それを何回も繰り返していた。
今朝起きて外に歩いていくといつもと違う…
まるで、違う世界、-パラレルワールドに来た感じだった。
銀行の前の長方形の花壇には手入れのしてない枯れ木ばかりがある。
その枯れ木の影にまだつぼみだけの生命力の溢れたフリージアを見つけてしまい、
また、いつものように何故見つけたられたのだろうと考えてしまった。
それは、目の端に視界として入って来るのか生命力の微妙な波動を感じ取ってなのか
いつも悩む。
(花の妖精さんに語り掛けられたんだよ、と言っても良いんだけれどね。)
会社に着いてドアの前でここは変わっていませんように、とちょっとドキドキしながら
呟いた。
まぁ、いつも通り…だったと思う。
そのフリージアのつぼみと会社の間にもう一つ変なことがあった。
駅のホームで私の先を男性が足を引きながら歩いていた。
その歩き方に少し違和感を覚えながらも、足が治ると良いのにね…と思ったすぐあと
あ、でも業(カルマ)だったら本人が解消しないと治らないか…と付け加えた。
何故その時付け加えたかわからないが、いつもはそんなこと考えた事はなかったはずだった。
後で何が不思議か考えたら、足の踝の関節のところが曲がっていたので不思議に思ったのだ。
通過待ちの電車が通り過ぎ、普通電車の前で私がドアのところで立っていると
男性に「この電車はどこ行きですかね」と、声をかけられたので
咄嗟に返答できず、電車を降りて車体を見渡したが近くに行き先を示す表示はなかった。
ホームの階段近くに電光掲示板に行き先と時刻があるのが見えたので
「○○行きですね。」
と答えたらその人は何か言ったが普通の会話だったにも関らず私には意味が理解できなかった。
変な言い方だが、その人はどこ行きですかねと尋ねた時もその後も私と会話している感じはなかった。自分の中で話しているような感じがした。
話し終わる少し前、私はその人がさっきの足を引いて歩いている男性だと気付いたのだった。
そしてその人は、改札とは逆の方向に歩いて行きホームの端の方まで歩いていくようだった。
今確か、改札の方から歩いて来て私に話しかけたんだった。
でも、さっきは私の前を歩いていたはずで…一度改札の方に戻って…。
ちょっと変で不思議な出会いだったので気になってホームの先まで歩いていくその人を目で追っていた。その後どうなったのかとても気になったけれど…。
同じ電車に乗ったのだろうか。
会社へ向かうその電車の中でずっと考えていた。
まさか…私の言っている声が聞こえた?
私は声に出していないし、その人は私のかなり先を歩いていたのに?とずっと考えて…
考えて…少しゾッとした。