zyasumiの日記

今日から新しい日

昔の記憶 1

最近は年齢のせいなのか

時折、昔の記憶が思い出されることがある。

 

思い出と言うのか…

 

ー私は性分でほとんど嫌なことは思い出さない。

ショックなことは鮮明に記憶に残っているけれどー

 

思い出しても心地よいものだけが

思い出される。

 

今どきはスマホの写真で記憶を辿ることも

あるかもしれないけれど

 

それより鮮明に記憶として

脳ではなく心に刻まれているように思う。

 

私が子どもの頃、夜、体調を崩した時に

母が私を背負って駅より向こうの病院に

運んでくれたこと。

 

夜の街の灯りや、病院の診察室の風景。

 

診察室では診察台に横たわって

掛かっていたカレンダーを見ていた記憶がある。

 

また、その日とは違う日に

その病院で緑の小さなガラス瓶に入った茶色い液体を

(茶色のガラスの小瓶だったかも…)

脱脂綿にピンセットで取って喉に塗られたこと。

 

 

そんなことが

暖かな記憶として残っている。