zyasumiの日記

今日から新しい日

トラウマ後 成長と回復

あるところで侵略が起きている。

アメリカが乗り出せば第3次世界大戦になるかもしれない、と

私たちは一瞬は思ったが、踏みとどまっている。

 

先の大戦で世間知らずの日本が大国のアメリカに負けたけれど


その後、調子に乗って

(…かどうかはわからないけれど)

 

アメリカは

ベトナム戦争に参戦して

帰還した兵士たちがその後

ずっと心の問題を抱えていることが多かったようだ。

 

 

ちょうど今回の侵略が始まった、その頃

「トラウマ後 成長と回復」

(スティーブン・ジョセフ著)

と言う本を読んでいて

 

ベトナム戦争がトラウマやPTSDなどに関する

治療を発達させたらしい。

 

 

 

アメリカでは前回だったか

前々回だったかの選挙で変な大統領が出てきたときは驚いたが

 

あの後も全米の意見や思想が大きく南北に二分していることに

私たちは気付かされた。

(まるで

南北戦争の亡霊が戦っているようだ。)

私はそう思った。

 

 

前回の戦争から今年は77年になるらしい。

このくらい時が経つと人は

戦争がどういったものだったか忘れてしまうらしい。

 

実際、体験談を語れる人たちは90歳前後になっている。

他界した方々も多い。

 

私はと言うと…

戦後十何年経ってから生まれたのに

それからまた、10年以上経った

中学生の頃でも、毎年終戦の頃になると

戦争に関する話題ばかりだった。

 

結構悲惨な状況を映し出したものも多かったし

亡くなった人たちとお盆と結び付けられて

怖い思いばかりしたように思う。

 

祖父は戦地で亡くなり

田舎の祖父母の家には

戦争で亡くなった

母の叔父の写真が飾られていて

私には身近な話しだったはずだけれど…。

 

時が経つと忘れると言ったが

私もついこの間

朝ドラを見ていて思い出したことがある。

 

頃は1970年代~80年代だと思う。

(まだ、つい最近な気がする年代だ。)

高校野球の放送を見ていた家族が

終戦のサイレンの音を聞いて立ち上がり

一緒に黙とうしていた。

 

そうだった、私もついこの間まで

あのサイレンの音で

(そうじゃなくても、8月15日の正午には)

同じように黙とうしていた。

 

なのに、いつ頃からしなくなったのだろう。

 

侵略をした寒い国の大統領も60歳代。

変な発言をした日本の元首相も60歳代。

 

現在の首相がその件に関して良識があると思えるのは

広島出身だからこそなのかもしれない。