zyasumiの日記

今日から新しい日

平和はあなたから

昨日の夕方、高いところから東の空を見ていたら

カラスが2羽背後から飛んできて…

 

優雅に羽根を羽ばたかせ気持ちよさそうに

騒ぐでもなく、遠く東の空に飛んで行った。

 

今朝は今朝で…

寒い国の大統領がTVに出ているのを見ていた。

いつもと違って、仲介役の友好国の大統領の提案に答えている姿が

ホッとしたような…疲れたただのお爺さんに見えた。

 

 

知り合いに20代と30代のカップルがいて…

この何年か…3年くらいになるだろうか。

ずっとケンカばかりしていた。

 

日中でも夜中でも明け方でも電話がかかって来る。

私の家に来た時にも言い争っている。

 

子どものケンカのような、夫婦げんかのような

見ていると…

仲良くしたいのにお互いを信じ切っていないのか

ああ言えばこう言うの繰り返し。

 

彼は物に当たって破壊するし

彼女はいつも怒って怒鳴り散らしているし

何だかエスカレートしている感じがした。

 

 

いい加減こっちも疲れていたら…とうとう

 

彼女の方が彼を殴ったらしく

罪悪感からか事故を起こした。

(真偽のほどは知らないが、事故を起こすのは罪悪感からとも言われている。)

自損事故なので人をどうこうしたわけではないけれど

 

遠いところなのだが、話しの要領を得ないのもあるし

心配なのでわざわざ出掛けて行った。

 

事故の時…

彼女はやり過ぎたと思ったそうだ。

 

その時、気を失ったらしく

いろいろ映像が出てきたので…死ぬと思ったらしい。

 

その虚ろな意識の中で、自分の先祖で神主をやっていたと言う

曾祖父(すでに亡くなっている)に何か言われたらしい。

 

彼女のこの何年かは確かに怒涛の様に

目まぐるしく彼女の環境も、また世界も動き…

 

精神的にも肉体的にも疲れていたのはよく理解してはいたのだけれど

私の助けにも限界がある。

 

私の人生ではないからだ。

 

人は自分の人生には自分で刈り取らなければならない物がある。

私に彼女の代わりはできないのだ。

 

それでも、助けられるところは助けてはあげたいのが人情と言うものだ。

 

そこで私が言ったのは…

「二人が仲良くなれば戦争も終わるかもね…」。

 

笑われるかも…と思ったら

「そうかもしれない…」と笑いもせず真顔で答えられた。

 

いま…二人は今までのような派手なケンカはしていないような気がする。

さて、世界は平和になるのだろうか。